リラックスして施術を受けたい方へ
当院の疼痛緩和メニュー「笑気麻酔」について
「きれいになりたいけれど、痛いのは苦手。」
美容医療では、このようなお声をよく伺います。
痛みの感じ方は人それぞれで、同じ施術でも「ほとんど痛くなかった」という方もいれば、「かなり痛かった」と感じる方もいらっしゃいます。
当院では、そのような不安を少しでも軽減できるよう、**笑気麻酔(笑気ガス:亜酸化窒素)**をご用意しています。
笑気麻酔とは
笑気麻酔は、鼻から笑気ガスを吸入することで、不安や緊張を和らげる鎮静法です。
「お酒を少し飲んだような、ふわっとした感覚」と表現されることが多く、意識は保ったままリラックスした状態で施術を受けることができます。
効果の発現・消失が速く、施術終了後には短時間で回復することも特徴です。
効果には個人差があります
笑気麻酔は万能ではありません。
「痛みをほとんど感じなかった」という方もいれば、
「あまり変化を感じなかった」という方もいます。
また、ごくまれに施術後に頭痛や吐き気、めまいなどを認めることがあります。
そのため、すべての患者様に必要な麻酔ではなく、不安や緊張が強い方に対する選択肢の一つとしてご案内しています。
栄養医学・栄養遺伝学から見た笑気麻酔
当院では、栄養療法・機能性医学・栄養遺伝外来も行っているため、麻酔についても体質を考慮してご提案しています。
笑気麻酔(亜酸化窒素)は、ビタミンB12の活性型コバラミンを酸化することで、メチオニンシンターゼ(Methionine Synthase)の働きを一時的に阻害することが知られています。
その結果、一過性にホモシステインが上昇し、メチル化(メチレーション)回路へ影響を及ぼす可能性があります。
通常、美容施術で用いる短時間の笑気吸入で健康な方に大きな問題が生じることは非常にまれですが、
以下のような方では注意が必要と考えています。
当院では、必要に応じて栄養状態や体質も考慮しながら、笑気麻酔が適しているかを判断しています。
あなたに合った方法をご提案します
痛みへの不安は決して特別なことではありません。
だからこそ当院では、「全員に同じ方法」ではなく、一人ひとりの施術内容、体質、不安の程度に合わせて疼痛管理をご提案しています。
安心して施術を受けていただくために、気になることがあれば、どうぞ遠慮なくご相談ください。
参考文献
-
Nagele P, et al. Influence of nitrous oxide anesthesia, B-vitamins, and MTHFR gene polymorphisms on perioperative cardiac events. Anesthesiology. 2013.
-
Flippo TS, Holder WD Jr. Neurologic degeneration associated with nitrous oxide anesthesia in patients with vitamin B12 deficiency. Arch Surg. 1993.
-
Sanders RD, Weimann J, Maze M. Biologic effects of nitrous oxide. Br J Anaesth. 2008.