
毛穴治療は「毛穴の種類」を見極めることから始まります
「毛穴が気になる」といっても、その原因や状態は一人ひとり異なります。
浅く開いて見える毛穴、深く目立つ毛穴、皮膚のゆるみによって縦長に見えるたるみ毛穴、ニキビ跡によるクレーター状の凹凸など、毛穴のタイプによって適したアプローチは変わります。
そのため当院では、すべての毛穴に同じ施術を行うのではなく、まず肌診断機で毛穴の状態を評価し、その方の肌に合わせて治療方針を決定しています。
当院の毛穴治療の中心「Virtue RF」
幅広いタイプの毛穴に対応できるのが、マイクロニードルRF治療「Virtue RF(バーチュRF)」です。
極細の針を皮膚に挿入し、針先からRF(高周波)による熱エネルギーを加えることで、皮膚のリモデリングを促す治療です。
Virtue RFの大きな特徴は、針を入れる深さやRFエネルギーの設定を細かく調整できることです。
毛穴の深さや皮膚の厚み、ニキビ跡の凹凸、たるみの程度などを評価しながら、一人ひとりの肌状態に合わせて治療を行うことができます。
浅い毛穴・深い毛穴
毛穴の深さに合わせて、ニードルの深度やRFの照射条件を調整します。
肌表面だけにアプローチするのではなく、毛穴の状態に応じてターゲットとなる深さを変えられることが、マイクロニードルRFの特徴です。
そのため、浅い毛穴から深く目立つ毛穴まで、それぞれの状態に合わせた治療が可能です。
たるみ毛穴
年齢とともに皮膚の弾力が低下すると、毛穴が丸ではなく縦長に目立つ「たるみ毛穴」が生じることがあります。
この場合は、毛穴そのものだけではなく、毛穴周囲の真皮や皮膚のゆるみも考えて治療することが大切です。
Virtue RFでは、RFによる熱エネルギーを真皮層へ届けることで、コラーゲンのリモデリングや皮膚の引き締め効果が期待できます。
そのため、たるみを伴って目立つ毛穴にも適した治療です。
ニキビ跡・クレーター状の毛穴
ニキビ跡による凹凸では、肌表面だけを整える治療では十分な改善が得られない場合があります。
瘢痕の深さや形状を評価し、必要な深度に合わせてマイクロニードルRFを設定することで、皮膚のリモデリングを促していきます。
ただし、深いアイスピック型や癒着の強いローリング型など、ニキビ瘢痕のタイプによってはVirtue RF単独では十分ではない場合もあります。その場合には、診察のうえで他の治療との組み合わせをご提案します。
黒ずみや角栓が目立つ場合は、先に毛穴洗浄を行うこともあります
毛穴の黒ずみや角栓、皮脂汚れが目立つ場合には、先にBlue GenesisやGENEO Xによる毛穴洗浄をおすすめすることがあります。
一方で、多少の皮脂汚れや毛穴詰まりがあるからといって、必ずしもVirtue RFができないわけではありません。
肌の状態を診察したうえで、毛穴洗浄を先に行ったほうがよいのか、そのままVirtue RFを行えるのかを判断しています。
肌診断をもとに、一人ひとりに合わせて設定します
当院が毛穴治療で大切にしているのは、単にどの機械を使用するかではなく、「どのような設定で治療するか」という点です。
同じVirtue RFでも、針の深さやRFエネルギー、熱の入れ方によって皮膚への作用は異なります。
そのため施術前に肌診断機で毛穴の状態を確認し、毛穴の深さや形、皮脂・角栓、ニキビ跡、皮膚のゆるみなどを総合的に評価したうえで、細かく設定を調整しています。
仕上げにセクレトームを導入します
Virtue RFによる治療後には、ポンピングモードを使用してセクレトームを導入することもできます。
施術後の赤みに配慮しながら、肌表面のハリや質感を整えることを目的として組み合わせています。
※セクレトームを用いた治療については、由来や製剤によって特性が異なります。また、美容医療領域における有効性や安全性については、現在も研究が進められている分野です。
痛みが心配な方には、麻酔方法を調整します
Virtue RFは、針による刺激とRFによる熱感を伴う治療です。
当院では通常、麻酔クリームを使用して施術を行います。
痛みに敏感な方や、より深い設定で治療を行う場合などには、治療部位や状態に応じてブロック麻酔や笑気麻酔を併用することも可能です。
毛穴治療で大切なのは「なぜ毛穴が目立っているのか」を見極めることです
毛穴が目立つ原因は一つではありません。
皮脂や角栓が主体なのか、毛穴周囲の真皮構造の変化なのか、ニキビ瘢痕によるものなのか、加齢に伴う皮膚のゆるみなのかによって、必要な治療は変わります。
当院では、まず肌の状態を丁寧に評価し、必要に応じて毛穴洗浄を組み合わせながら、Virtue RFの針の深さや熱の入れ方を細かく調整しています。
「毛穴だからこの治療」と一律に決めるのではなく、「その毛穴がなぜ目立っているのか」を見極め、一人ひとりの肌に合わせて治療することを大切にしています。