コアフードプランとは

コアフードプランは、より健康的な食生活への第一歩として位置づけられています。体に必要な栄養をしっかりと届け、
エネルギーに満ちた毎日を送るための食事プランです。
 

 


コアフードプラン(Core Food Plan:CFP)は、次のようなことに関心のある方のために作られています。

  • 健康的な食事の「基本」を学びたい方

  • 食べるものと健康とのつながりを理解したい方

  • 病気の予防を意識したい方

  • 自分自身と「食」との関係を見つめ直したい方

 


科学的根拠に基づいた食事プラン

このプランは、「人が長く、健康に生きるために、何を・どのように食べるべきか」

という最新の研究結果をもとに作られています。食事の考え方には、

  • 地中海式食事法

  • 狩猟採集民(ハンター・ギャザーラー)の食事スタイル(いわゆる「パレオ食」)

の要素が取り入れられており、栄養価の高い、自然に近い食品(ホールフード)を選ぶことを大切にしています。


コアフードプランの中心となる考え方

コアフードプランでは、加工食品をできるだけ減らし、以下のような食品を積極的に取り入れることを重視しています。

  • 野菜

  • 果物

  • ナッツ類

  • 種子類

  • 豆類

  • 全粒穀物

  • 抗炎症作用のある良質な脂質

  • 質の高いたんぱく質

これらの食品を中心にすることで、体の内側から健康を支える食事を目指します。


一人ひとりに合わせて調整できる食事プラン

コアフードプランは、個人の好みや健康状態に合わせて柔軟に調整できることも特徴です。

  • ベジタリアン対応

  • ヴィーガン対応

  • 世界中のさまざまな食文化に対応可能

特定の食事スタイルに縛られることなく、無理なく続けることができます。このガイドには、実践しやすくするためのツールや情報、よくある質問への回答も含まれており、日常生活に取り入れやすい内容になっています。


なぜ「コア(Core)」と呼ぶのか

この食事プランを「コア」と呼ぶ理由は、一生使える“食事の土台”をつくるためです。

「食事を薬のように活かす」という“Food as Medicine(食事は治療の一部)”

の考え方を基本に、全身の健康をサポートします。流行に左右される食事法ではなく、人生を通して役立つ、健康的な食生活の基盤となるプランです。

コアフードプランの特徴

コアフードプランは、医師・栄養の専門家による知見科学的研究に基づくエビデンスをもとに作られた、
長期的な健康の土台をつくるための食事プランです。

「何を」「どのように」食べるかを整えることで、体と心の健康を安定させることを目的としています。


健康の土台を支える食事バランス

コアフードプランでは、日常生活に必要な

  • たんぱく質

  • 脂質

  • 炭水化物

をバランスよく摂ることを基本としています。さらに、

  • ミネラル

  • ビタミン

  • ファイトニュートリエント(植物栄養素)

  • 食物繊維

  • 水分

を十分に補えるよう設計されています。


年齢・体調・目的に合わせて調整可能

この食事プランは、
子どもから高齢者まで、幅広い年齢層に対応しています。

また、以下のような目的や体質に合わせて調整できます。

  • 体重の増減

  • 血圧管理

  • 乳製品・グルテンの除去

  • アレルギーや不耐症への配慮

  • 運動量の多い方やアスリート向けの調整

無理な制限ではなく、
続けやすさを重視した柔軟なプランです。


ホールフード(自然に近い食品)を中心に

コアフードプランでは、
加工度の低い植物性食品(ホールフード)を中心に食事を組み立てます。

これらの食品は、

  • 食物繊維

  • ファイトニュートリエント

の重要な供給源です。

食物繊維は、
腸内環境を整え、
老廃物や余分なコレステロールの排出を助けるほか、
腸内の善玉菌を育てる役割もあります。


ファイトニュートリエントと「色」の考え方

植物性食品には、
体の細胞に働きかける
多様なファイトニュートリエントが含まれています。

これらは、
野菜や果物の「色」のもとになる成分です。

コアフードプランでは、
毎日または1週間を通して、色のバリエーションを増やすことをすすめています。

目安となる色のグループは、

  • オレンジ

  • 黄色

  • 青/紫/黒

  • 白/茶

食事を
「天然のマルチビタミン」と考え、
さまざまな色と食材を取り入れましょう。


オーガニックと加工食品への考え方

可能な範囲で、オーガニック食品を選ぶことがすすめられています。一般的な栽培食品や加工食品には、

  • 農薬

  • 添加物

  • 保存料

  • 人工着色料

などが含まれることがあります。すべてを完璧に避ける必要はありませんが、加工食品を控え、自然に近い食品を選ぶことが、長期的な健康につながります。


質の高いたんぱく質を毎日の食事に

たんぱく質は、体の細胞、筋肉、免疫、ホルモンなど、生命活動の基盤となる栄養素です。コアフードプランでは、

  • 動物性

  • 植物性

の両方から、脂肪が過剰でない良質なたんぱく質を摂ることをすすめています。可能な場合は、

  • オーガニック

  • グラスフェッド

  • 放し飼い

  • 天然・野生

由来のものを選ぶと、炎症を抑えるオメガ3脂肪酸を多く含む傾向があります。たんぱく質は、毎回の食事と間食に少量ずつ含めるのが理想的です。


脂質は「量」より「質」と「バランス」

脂質は、慢性炎症や生活習慣病のリスクと深く関係しています。コアフードプランでは、抗炎症作用のある脂質を中心に考えます。ポイントは、

  • トランス脂肪酸や硬化油を避ける

  • 動物性飽和脂肪酸を摂りすぎない

  • 魚や植物由来のオメガ3脂肪酸を増やす

というバランスです。飽和脂肪酸を減らす際は、精製された炭水化物に置き換えるのではなく、オリーブオイルなどの不飽和脂肪酸に置き換えることが大切です。


食物繊維を自然に増やす

食物繊維は、

  • 腸内環境の改善

  • 血糖値の安定

  • 老廃物の排出

に欠かせない栄養素です。コアフードプランでは、加工されていない食品を選ぶことで、自然と食物繊維が増えるよう設計されています。目安は、1日25?35g

野菜、果物、豆類、全粒穀物、ナッツ類を日常的に取り入れることがポイントです。


糖質・甘味料との付き合い方

甘い飲み物、加工食品、精製された穀物、デザート類は、血糖値を急激に上げ、炎症の原因になりやすいため、
コアフードプランでは控えめにします。

甘味料を使う場合は、

  • 量を少なく

  • 血糖への影響が穏やかなものを選ぶ

ことが基本です。食品表示を確認し、隠れた糖や甘味料に気づくことも大切です。


コアフードプランが目指すもの

コアフードプランは、短期間のダイエットや流行の食事法ではありません。

一生使える「食事の土台」として、体の調子を整え、病気の予防やパフォーマンスの向上を支えます。

完璧を目指すのではなく、できるところから少しずつ。それが、長く続く健康につながります。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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