むくみの治療 圧迫療法って?

リンパ浮腫の治療は、症状に合わせて以下の治療を組み合わせることが多いです。患者さんごとに生活スタイルは異なりますので、効果にも個人差が出てきますが続けることが大切です。
複合治療
- 圧迫療法
- 用手的リンパドレナージ
- 運動療法
- 生活指導
- スキンケア
外科治療
- リンパ管細静脈吻合術(LVA)
- 血管柄付きリンパ節移植術(LVNT)
圧迫療法について
弾性ストッキング、弾性スリーブ、グローブなどと包帯を組み合わせて使用しむくみのある部分を圧迫することで、浮腫の増悪を抑えることができます。
医療用の弾性ストッキングを使用することになるのですが、そちらは個人で購入するのはハードルが高いです。
まずは圧を選択、腕や足のサイズを計測し、段差にならないように履き方を工夫する方法があるので、それを一緒にやってみるようにします。
上肢:中圧(20-25 mmHg)~強圧(25-30mmHg)
下肢:中圧(23-32mmHg)~強圧(34-46mmHg)
☆履き方☆
朝:起床後から着用開始。
夜:入浴(就寝前)まで着用し続けます。
☆保険適応☆
医療用の弾性着衣には保険が適応となりますが、枚数や期間に制限があります。
さらに、骨盤内リンパ節郭清、鼠径部リンパ節郭清、腋窩リンパ節郭清を受けた方が適応となります。
1割~3割負担で購入できます。
☆お試し☆
実際にこんなものを使っている、厚手?薄手?など手にとって確かめたいという方が多いです。
毎日使うものなので、清潔に保てるように購入時期や枚数を調整するようアドバイスします。
☆用手的リンパドレナージ☆
リンパ管の外にある体液をリンパ管に取り込ませるようにするマッサージの一つで、リンパ節から老廃物を排泄させるように流していく動きをします。
リンパ浮腫の方で、医師が必要と判断した場合、保険適応となります。
一般的なマッサージとは目的も方法も異なっておりますが、これだけでは治療をするのは難しいです。
圧迫療法を常に併用していきます。
☆運動療法☆
圧迫療法と常に併用する運動、トレーニングです。有酸素運動やストレッチで、日常生活に取り入れやすいと思います。
圧迫療法の弾性ストッキングを着用したまま行います。
筋トレも効果的です。
圧迫した状態で、運動することで、筋ポンプが働きリンパドレナージ効果があります。
疲労はリンパ浮腫にとって増悪の原因となるため、休みながら運動することが大事です。
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